新型アルファードが街にたくさんいる本当の理由?所持歴がある私の本音
こんちゃす
久しぶりの記事投稿ですが、昨今SNSやYouTubeで『新型アルファードが・・・ヴェルファイアが・・・』などのネガキャンを多く見るのですが、そのような記事やYouTubeの内容は誹謗中傷に匹敵するような内容でおそらく訴えたらかてるんじゃないか?と思います。
今回は新型アルファード、通称『40アルファードハイブリットZ』を持っていた私が実際のところどうなのかを赤裸々に答えます。
もっていた・・・?
実は1000キロ走って(2週間)売りました。理由は最後に書きます。
残価型で高級車が買えるから馬鹿が乗っている
このような内容を多く見ます。新型アルファードは8割以上が残価型ローンであり、残りの2割程度は均等ローンが多くで一括はごく一部です。アルファードの残価率は5年契約で53%です。3年だと67%です(全国同じでトヨタは残価率の操作をディーラーはできません。ディーラーローンと言いますがトヨタの場合はトヨタファイナンスから借りるから日本では統一されています。)。つまり、5年間で諸費用を含む総額の53%をなくした金額を5年で割り利子をつけた額が月々の金額になります。アルファードハイブリットZのフルメーカーオプションで月に約8万円になります。これは紛れもなく事実であり、ディーラーローンなので携帯の未納がなければローンは通過できるので、新卒でない限りはローンを組むことができます。ただし大きな間違いがあります。
台数枠のある新型車は残価型ローンでしか購入できない
車を契約する時、契約書にハンコを押せば車の発注が開始されるわけではありません。お金の支払いが確約された場合のみ製造元にディーラーが発注をかけます。つまりディーラーローン以外で購入する場合は、発売開始から、ディーラーで買いたい旨を現金一括の契約書を作成してもらい10日以内にディーラーに振り込みを行う。振込確認後にディーラーが発注する。そうすると最短でも3日かかります。その3日で購入可能枠が埋まります。
銀行ローンで買う場合、銀行マイカーローンで購入する場合審査を行いますが、車体価格が500万をこえている場合、所得証明を発行して銀行に渡して約1週間の審査を行い早くて10日後にディーラー指定口座への振込が行われそこから発注になります。金利がディーラーローンに比べ約半分の0.7%~2%前後であり、ほとんどの日本人が銀行ローンを使用しているといわれています。ただし欠点として審査に日数がかかる為、購入可能枠に間に合いません。
一括購入でも銀行マイカーローンの支払いにしても、必ず残価型のディーラーローンで審査をする
先に長々と言いましたが、大抵の場合、銀行ローンで購入予定の人でも、一括で購入予定の人でも、車の契約時に必ず残価型ローンで契約します。なぜなら、残価型ローンは途中でも一括や銀行マイカーローンに切り替えることができるからです。その為、すぐに製造元に発注をかけるために一旦残価型で契約書を交わすので、残価型で買った人が多い。となります。実際はディーラーの残価型ローンで契約書を交わし、製造開始連絡後の再契約でお金の支払いを改めて変えて、銀行ローンに変えたり、銀行で残価ローン回収のお願いをすれば、銀行がディーラーの残価型ローンを銀行マイカーローンに切り替えてくれますが・・・マイカーローンが通る前提です。500万以上のマイカーローンは通常、審査通過しません。条件として担保になる家を住宅ローンで購入して支払いを続けているなど、銀行側が確実に不履行になったときに回収できる物が必要です。マイカーローンはディーラーから見れば一括購入と同じなので、車の所有者は購入者になります。その為銀行は車を回収できません。ディーラーの残価型ローンは残価をする代わりに所有者がディーラー名義になる為、債務不履行の場合はその車がディーラーに回収されます。ただし、残価型ローンを一括で清算する場合5万程度手数料をディーラーにとられるので注意です。
残価ローン、指定したオプション。コーティングをしなければ納車が遅くなる。買えない問題。
これは大きな嘘です。法律上購入者の優劣をつけるのは違反している為、製造元のトヨタが指定することはありません。また、反対意見としてディーラーがそのようなルールを作っているという話をする人がいますが、トヨタは車体番号が出るまではオプションは変え放題です。そして他のディーラーと販売形態が異なる為、車検証が発行されるまでは注文のキャンセルができます。ただし製造後の場合はキャンセル料がかかります。
注文が抽選方式
これは一部が正解です。6月頃から注文を開始したアルファード、ヴェルファイアですが、特定の系列だけ抽選方式です。それが、トヨペットとネッツと愛知トヨタ(赤い看板)です。実はトヨタカローラは抽選式ではなく順番での受注だったため2023年の10月まで購入可能枠がグレードすべて合わせて40台余っていた県が多く存在します。この違いは単純で、現在はトヨタはどのディーラーでもトヨタ車であればすべて扱うことができますが、少し前までは特定の系列は特定の車種しか取り扱いできませんでした。愛知トヨタとトヨペットは過去のアルファードの販売店であり、トヨペットとネッツはヴェルファイアの取扱系列でした。その為、アルファードとヴェルファイアの取り扱いを過去に行っていなかったトヨタカローラは固定客がいない為抽選方式ではなく順番方式でした。また、トヨタカローラ以外は2024年8月までの枠を超えると、2年待ち。となり、2024年8月以降の受注枠扱いとなりますが、トヨタカローラはキャンセル待ちが利用できました。また、購入可能枠がアルファードとベルファイアは各系列が県ごとに何台まで、という方式でした。対してクラウンスポーツは各県で合計110台まで受注枠がありました。KINTOの場合はリース方式の為、県の縛りもなくトヨタ製造からリースしている扱いなので、納車も2カ月~3か月と明確に出ており、早く納車されますが、割引適応ができない関係から月々の支払いが高すぎて誰も買わない問題が出ていました。
転売禁止の契約書を結ばされる
これは当時とても話題になりました。販売系列により異なりますが、転売禁止の契約書にサインをしなければいけませんでした。これは契約時に結ぶものですが、実は特定の系列で問題が発生してから、その契約書は法律上有効性がないとなりました。それは、ディーラーの人間が転売している問題でした。私も購入して2週間で売りましたが、何ら問題ありませんでした。私は今までクラウンを数台購入して乗り継いでいたので忖度されてペナルティーなしだったのかもしれませんが、最後に書きますがもぉトヨタでは新車は買いません。
大抵の場合は転売にならない
いまさらですが新型のアルファードとベルファイアのオークション価格をご存じですか?車体価格が700万の車を1200万で販売しています。ただし、その中で一部は利益がでないものがあります。それが、未オーナー車です。未オーナー車は車購入後2週間以内で未走行であれば、オーナー履歴を消して、だれも所有していない車にできます。その為、転売扱いとなりアウト、買取店が怖がり高く買い取りませんしだれも買いません。一番買い取り額が高いのは、未走行で尚且つ購入から1年が経過している車です。海外で日本車を輸送して販売する場合、走行距離が100㎞以下であれば新車として海外で販売できますが、1年経過しないとタイなどに海外輸出ができない関係から1千万を優に超える金額で買い取りされます。つまり、未オーナー車や車検なしの車は転売扱いですが、その他の場合は転売ではなく普通に売却である為、法律上の利を害する行為をしてはならないというのに引っかかるようで、ディーラー側も転売禁止の契約書を結んでいても関係がないようです。
ただし・・・・利益が出たら・・・転売じゃね?
と思うかもしれませんが、現在の多くの車で、購入から5年経過しても購入額より高く買い取ってもらえるという謎の現象が発生しています。特にジムニーやSUVは200万で購入して5年後に240万で買い取りなども多いです、ジムニーは海外に人気というのはありますが、SUVは昨今の水害対策として購入しようとする人が多いようです。でも、ほとんどのSUVは吸気や排気口(マフラー)が下側についているので、人間の膝くらいまで浸水した道を走ると簡単に水没車になるので注意です。
ランドクルーザーもアルファード、ベルファイアと一緒
転売をやめてください契約書はランドクルーザーにもあります。ですが、関係なくオークションに流れています。
購入したのにすぐ売る理由
私も購入してすぐ売った人間ではありますが、私は買い取り額がタカカッタカラデハアリマセン。ケッシテチガイマス・・・
というのも、私はアルファードハイブリットZ2WDを購入してすぐ売却しましたが、それには理由があります。私は自分のいる環境上、お金持ちの社長さんや、お医者さんにお会いしたり大学のお偉いさんに合うことが多いのです。その時、お迎えしたりするときには、クラウンや今回から高級車入りしたアルファードなどの600万や700万程度の車が最適なのです。とてもじゃないけですが、BMWやベンツ、レクサスなどの相手より高い車を乗ってお迎えに行くことはできません。相手に嫌な思いをさせますからね。お金持ちの世界は見栄とプライドの世界なので、かといって400万程度の大衆車では、薄目で見られてしまいます。そこでアルファードはとてもベストマッチだったので、購入したのですが・・・エンジン音がばかうるせーーーー
ハイブリッドモデルなのにエンジン音がうるさくなった
最初故障かと思いネット検索していると、オーストラリアの雑誌でも、ハイブリッドモデルはエンジン音が馬鹿うるさいと出ているようです。具体的にいうと、車体が重たい分、回生ブレーキでのHV用バッテリーの充電は速攻満タンになります。問題はそのあとです。バッテリーが満タンになると、モーターがシャフトに介入して回生ブレーキをしていたのが、エンジンブレーキに切り替わります。つまりは、普通のガソリン車同様にエンジンブレーキで減速しだします。その時のエンジン音が、軽自動車でベタ踏みしたぐらいの音が車内に響き渡ります。これには訳があります。まず、エンジン自体が本来の車体に対しては不十分な性能です。その為アルファードには単純なガソリンモデルはありますが、ほか、ベルファイアにはガソリンモデルにはターボが付きます。つまり、エンジン単体ではとてもじゃないけどのろまなので、補助でターボかHVのモーターでごまかしているのです。
車内が狭い
ファミリーカーとしてみるな!高級車として見ろ!といわれればそれまでですが、アルファードが到着するまで(半年)乗っていた新型ノアの方が圧倒的に広いです。
そこで私は思いました・・・・売るべ!!!
売却からの流れ
普通にいつもの買取店に行って売りました。利益が出たかというと・・・新車のプリウス買えるくらいはプラスが来ましたね。ハイブリッドの設計上の問題点が浮き彫りになってからは買い取り額が大幅に下落しているので、私はいい感じですが、後の人は購入額より低い額で買い取りされているようです。すぐ売却したため銀行のマイカーローンの切り替えなどはしておらず(おそらく審査通らない)、残価ローンですが、問題は車の所有権をディーラーが持っている事です。その為所有権解除に10日はかかりました。その後の入金であった為、新しい車を購入することができなかったためムズムズしてましたが、欲しい車(アルファード)が実は残念な車だとわかってしまったので今後はアルファードを買うことはないですが、次の新車はどうしようかととても悩んだ末・・・スポーツカーを買いましたwwもぉお金持ちの送り向かいもイライラしてたので、やめようと思いまして。乗りたい車に乗ろうと決意もできました。
今後のアルファードとヴェルファイアの買取相場
今後は大幅に下がると予想されていますが、私の予想ですが、また、買い取り額が上がると思います。大幅に下がるというのは、廉価(安価)グレードがでるから。と言われていますがおそらくでません。なぜならトヨタがグレード差別をするときは一番安いグレードの場合、そのグレードエンブレムを『なし』その上のグレードの場合はグレードエンブレムをつけます。今回ZとZプレミアムにはグレードエンブレムが付いていません。エンブレムがあるのはハイブリッドと、エグゼクティブラウンジです。ネットの予想だとアルファードの安価モデルが400万だという予想がでていますが、それだとノアハイブリッドより30万しか差がないことになります。その為、期待されている廉価グレードは出ないのではないかと予想できます。
ノアの傾向から考えると通常グレードはあり得る
現行型のノアにはフロントマスクでグレードの差別化をしています。エアロモデルと言われているSーZと通常モデルのZではフロントマスクがそもそも異なります。ちなみに値段差は8万程度です。アルファードの現行販売型をエアロモデルとして考えると、次に出る通常版はフロントマスクが安価なものに替えられて、2列目の座席も連結式に変わっていると思います。ではなぜ他の物は変わらないといえるのか・・・それは、アルファードについている機能にトヨタの先進的なテクノロジーは使われておらず安定的なノアと同じ機能しかついていません。これ以上機能を削るとノア以下の車になってしまいます。現在のトヨタの大衆車に搭載されている最新テクノロジーと言っているものは、10年前にすでに210クラウンで導入された機能です。。。最新機のがあるけど内装も設計もプリウスとほぼ同じクラウンにのるのか、10年前の機能かしか導入されていない最新のアルファードを買うのか・・・子供の人数で考えましょうか!ww
最後に
最後に、私はトヨタが車会社の中では一番好きです。一番ディーラーの質も高く、故障しない。最高の車づくりをしています。ただし、時代の流れは残酷です。先にエンジンが軽自動車なみにうるさいといいましたが、これには訳があります。トヨタ車の高級車分類のリセール傾向はとても悪いということです。アルファードやヴェルファイアは今回のエンジンは2.5Lエンジンを採用しています(30はV6の3.5L)。これには理由があり、トヨタやレクサスの3Lを超えるエンジンを搭載している車は、中古販売では最悪な車扱いされてしまいます。買い取り額が悪いので高級車なのに誰も乗らない状態になってます。これは税金の関係と日本の法律が問題でありどうしても3Lを超えるエンジンは不利な状態である為、リセールをあげるべく、新型アルファードとヴェルファイアには2.5Lを搭載するしかなかったという経緯があります。ほかにも、現行型のクラウンもクロスオーバーもセダンタイプも3.5Lから2.5Lまでダウンサイジングしています。2.5Lの力不足を補うために、クラウンはハイブリッドモデルしか販売されていません。時代は残酷ですね。
おそらくクラウンのリセール傾向から見ると40アルファードやヴェルファイアはクラウン同様の5年後残価率80%を超えると思います。悪い車ではなくファミリーカー(ミニバン)では燃費世界1位です。私のアルファードは実燃費リッター19でした。80%を超えるということは、5年間で実質的には100~200万程度しかお金がかかっていないということになるので、プラス思考で考えると新型アルファードは200万の車とかんがえることはできます。事故しなかったらねww
ちなみに、前のアルファードとヴェルファイアの買取価格がまだ高いのは、新型を変えるお金を日本人は持っていないからというのが多くの考えで、旧型なのに新車当時の価格で売っているのはそれが原因です。でも、Xグレードがでるとか言われているのになんで買い取り額が高くて、販売額もたかいままなのでしょうか???先に私が言った通り、安いバージョンは対して安くないからと予想されているからですね。